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台風24号が疾走して通り抜けていきました!

台風の爪跡

朝、台風一過の状況を見回して歩くと50年前(私が高校2年の時)に植樹した桜の木が根こそぎ倒れていました。

いつも難を免れる地域ですが、今回の嵐は相当強かったのか、
それとも老木になっていた為か、

当たり前のように、春には桜の花見、夜桜、葉桜、消毒、
照り葉、落ち葉
そして樹液によるクルマ汚し……。
桜の木にお疲れ様の供養を本堂でしていたらジーンとしてきました。

生じたもの必ず滅する。

私たちの周りに、当たり前のようにあるもの、実は当たり前ではないんですね。

もっと大事に、この桜の木の四季を感じればよかった、
と今更ながら思うのです。

我々も崩壊に向かって確実に進んでいます。
しかし、その変化があまりにもゆっくりなので、気付かない。
昨日の自分と今日の自分は同じに見える、けど微細に変わっている。

実は、この地球はこの瞬間も、物凄いスピードで自転しています。立っていられないくらい。
しかし誰も気付かない。
と同じかな。
物凄い勢いで、自分は壊れている。

理屈では解る、でも感覚的にこれに気付くこと。
これが本当の意味で生きることでしょうか

我々人間の地球上での50年間とは、下天(六欲天の一つ)の世界では時間にして僅か一日(24時間)といいます。

本当かもしれません。

人生はアッという間ですか。

だから、あらゆる出会いを大切にして、その一瞬一瞬をトータルに生きること、ですかね。

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