1. HOME
  2. お知らせ
  3. 夏季お施餓鬼7月29日(日)十三時〜

夏季お施餓鬼7月29日(日)十三時〜

加持祈祷

7月29日(日) 十三時〜

施餓鬼会

施餓鬼会の起源は、『 仏説 救抜 焔口 餓鬼 陀羅尼 経 』に説かれており、お釈迦さまの十大弟子の一人、 阿難 尊者の体験に由来すると伝えられています。尊者がある夜 瞑想 していると、恐ろしい姿をした「 焔口 」という名の餓鬼が現れ、「お前の命はあと三日だ。死んだ後、次は餓鬼として生まれるだろう」と告げました。尊者がすぐにお釈迦さまに相談したところ、多くの餓鬼に施しをすべきことと、その作法を授かりました。作法のとおり、餓鬼に食物を供えて 廻向 したところ、餓鬼は昇天し、尊者も天寿を全うできたということです。餓鬼は自らの口から吐く炎で食物を焼いてしまい、いつも 餓 えています。また数えきれないほどたくさんいます。ですので、普通の供養ではその功徳が行き渡らず、真言の功徳をもって施すことが必要でした。このような故事にもとづき、施餓鬼会は、春秋の彼岸やお盆と共に、大切な行事になりました。今では真言宗に限らず、さまざまな宗派がこの施餓鬼会を行っています。
施餓鬼会では、餓鬼に施すという善根及び読経の功徳を、 三界萬霊 (我々の先祖や無縁仏を含む、この世のあらゆる 精霊 )に廻向します。
施餓鬼会は、お盆の前後に行われることが多く、またお盆と同じく先祖供養を目的とすることから、「 孟蘭盆 施餓鬼 」として広まっています。しかし本来は別の法要であり、お盆と違って期日が決まっているわけではなく、他の月に行うお寺も少なくありません。

お知らせ

お知らせ一覧